よく室内の温度を気にされる方がいますが、温度は人が体感するものであって収納物にとってはあまり関係がありません。
収納物にとって一番大切なのは「湿度」です。というのは、湿度が75%以上になると収納物にとって最大の敵「カビ」が発生しやすくなるからです。 家庭での収納でも、知らないうちにカビが生えてしまったという経験はあるのではないでしょうか。
大切な楽器を預けたり、洋服・書籍を預けても、取りに行ったときにカビだらけ・・・。そんな事態はイヤですよね。
物は保管状況で寿命が変わるもの。例えば車のタイヤであっても、条件が悪ければ、ヒビ割れたり劣化したりします。
保管状況は大丈夫?
一般的なトランクルーム・レンタル倉庫の場合
空調完備と言っているが… |
キュラーズの場合
独自の空調システムを導入! |
- エアコンのドライ設定のみ(温度を下げてるだけ?)
- エアコンだけが設置され利用者が勝手に温度を変更
- 各倉庫・収納スペースには天井までの仕切りがあり、空調が循環していない・・・
- 荷物にカビが生えた・・・
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- 空調システム(キュラーズ・エアーコントロールシステム)を導入し、カビの発生を抑制
- セントラルモニタリングシステムにより遠隔操作で温度・湿度のチェックが可能
- 荷物にとって最適な空調環境を365日管理
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空気の循環
キュラーズでは、全店舗に最新の空調システム(キュラーズ・エアーコントロールシステム)を導入しています。
大切な荷物を守るため、湿度を平均60%以下に設定しカビの発生を抑制しています。
湿度を抑え、カビやダニの好む条件を排除することで、24時間365日快適な環境を維持しています。
また、各ユニットやフロアは、空気の通り道をキープすることで空気の循環を行い湿気の停滞を防いでいます。
- 過去3年間95%以上の店舗において、湿度平均60%以下を実現しております。
- 制限値を超えた場合は、店舗および本社へ警告が送信され、スタッフが即時に対応します。
セントラルモニタリングシステム
各店舗ではもちろん、本社から遠隔操作で全店の温度・湿度のチェックや調節が可能です。フロアに設置されたセンサーにより、異常が発生した場合は、店舗および本社へ警告を送信しており、常に最適な収納環境を保っています。
室温コントロール
結露の発生を防ぐため、急激に温度調整をせず、緩やかに適温になるように制御しています。
※結露は急激な温度変化により発生します。
- 結露ってなぜ発生するの?
- 空気は一定量の水蒸気という目に見えない形の水分を含んでいます。含まれる水蒸気の量は気温が高いほど多く、低いほど少なくなります。多量の水蒸気を含んだ暖かい空気が、冷たい壁面やガラス面などに触れて冷やされると、気体に含みきれなくなった水蒸気が水滴となって壁やガラス面につき、許容限界量が下がり、限界を超えた量が液体の水に変わる現象を結露といいます。
よく冷えたビールのジョッキに水滴がしたたり落ちる・・・あれを想像してください。外気よりはるかに冷たいビールに触れると、空気も一瞬で冷えて水分を保てなくなります。空気は温度が高いほど多くの水分を含むことができます。それゆえ日中あるいは暖房をかけている時にはあまり発生しません。ところが就寝後暖房のとまった部屋の気温が下がると水分を保てなくなります。そうして出てきた水分が結露です。
- 結露が起こりやすい条件とは
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- 湿度が高い
- 表面温度が低い場所(冬場の窓ガラスなど)
- 風通しの悪い場所(押入れの奥や家具の裏側など)
- カビ・ダニの発生を防ぐにはどうすればいいの?
- 結露とカビ・ダニとは、密接な関係を持っています。一般にカビ・ダニ等は、室温20~30度、あるいは湿度60~80%が最もその生育に適した条件だといわれています。人間は、ある部屋の温度と湿度をエアコンや除湿器などを使って制御することが出来ます。
しかし、住宅の部屋全てを制御するには多大な費用がかかるため現実的ではありません。もし24時間、温度と湿度を制御できれば、理論的には結露・カビ・ダニの発生は相当少なくすることが可能です。
エコへの取り組み