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整理収納アドバイザー/お部屋と心のカウンセラー 中山真由美(なかやままゆみ)
日本テレビの「深イイ話」やNHK「あさイチ」にも出演した、今注目の整理収納アドバイザー。その他テレビ・雑誌にも多数取り上げられ、収納セミナーの講師やマンションの間取り提案・監修までもを行う収納のプロ。整理収納のプロ 中山真由美の片付け・整理・収納特集
私達がお伺いするお客様のほとんどの方が「モノを捨てられない」と悩んでいます。
捨てられない理由は、 「もったいない」 「いつか使うかもしれない」 「高かったから」 「もらった人に悪くて捨てられない」 という声が多数を占めています。
ここで「もったいない」とは一体どういうことなのかを考えてみて下さい。
使っていないモノがあることによって家の中がモノであふれ返り、本当に使いたいモノの居場所が分からなくなっていませんか? 「いつか使うかも」というときのためにとってあるモノで占領されていませんか? そのために使いたいモノが使えない状態になっていませんか? 本当に使いたいモノを使えていないことの方が「もったいない」のではないでしょうか。 「高かったから捨てられないモノ」は「昔の自分」には必要だったかもしれませんが「今の自分」には必要ですか? 使っていないモノは高かったとしても「ただ置いてあるだけ」のモノでしかありません。 モノは使ってこそ意味があります。存在を忘れられたモノほどもったいないことはありません。
また「もらったモノ」もあったかどうか忘れている状態なら「ただ持っているだけ」のモノでしかありません。 「ただ持っているだけ」で満足していませんか? 「ただ持っているだけ」で安心していませんか? もらったモノを「ただ持っているだけ」では贈ってくれた人の気持ちを大事にしていることにはなりません。「捨てない」イコール「大事にしている」わけではありません。 また、そのモノを捨てたからといってその人の気持ちまで捨てるわけではありません。 思い出のモノもそうです。そのモノを捨てたからといって思い出まで捨てるわけではありません。モノは気持ちを伝える一つの手段でしかありません。大事なことは気持ちをしっかりと受け取ることです。
しかし捨てる作業はやはり楽しいものではありません。大変な作業です。 でもこの作業の先には素敵なことがたくさん待っています。 家の中がスッキリしていくことで探し物が減り、家事の時間が短縮され、掃除が楽になり、ストレスが軽減されます。 そのことで生活に自然と余裕が生まれてきて、いろんなことがはっきりと見えてきます。 「昔は○○が好きだったけど、今は△△に興味があるから△△を始めてみたい!」など今の自分の気持ちがはっきりとしてきて、長年やりたかったことに思い切ってチャレンジされた方がたくさんいらっしゃいます。
「片付けで人生が変わる!」これは当然の結果なのです! 大変な作業かもしれませんが、必ずいろんな効果が現れてきます! 素敵なことがたくさん待っています! ぜひ楽しみながら作業して頂きたいと思います。
実際にいつも私達が行なっているお片付けの流れをクローゼット編で簡単に[1]~[3]の手順でご紹介します。
[1] モノを全部取り出す
私達の作業では、まずクローゼットの中のモノを全部出します。 出しながら、シャツ、ジーンズ、スカート、下着などと同じアイテムごとに分けていきます。 ただし、一人で作業される場合やモノの量が多い場合は、全部出さずに小さい引き出し1つからなどちょっとずつやってみましょう!
[2] 「使う」「使わない」「迷う」「思い出」で仕分け
「いる」「いらない」ではなく、今の自分が「使っている」か「使っていない」かで判断します。 最初からたくさんのモノを手放すことは難しいので、判断がつかないモノは「迷う」に分別します。 「思い出」のモノも別に分けておきます。
[3] それぞれの行き先を決める
「使うモノ」は定位置、定量を決めて人別、使用頻度別などに分けて収納! 左はご主人、右は奥様など人別に分ける、使用頻度の高い洋服を一番とりやすいところに収納するなどの方法があります。
「使わないモノ」はとにかく家から出す! 捨てる、売る、寄付する、人に譲るなどいろいろな方法があります。 どうしても捨てられない場合は寄付できるところもありますので、自分の手放しやすい方法を探します。 家の中の「使わないモノ」をとにかく家から出すことが大切なのです。
「迷うモノ」は押入れの天袋やクローゼットの奥などのデッドスペースに別保管! その際、トランクルームを利用するのも一つの方法です。 トランクルームで別保管するとそれだけモノが少なくなるので家の中がスッキリし、また一括管理もできて便利です。 この別保管するときのポイントは、賞味期限をつけることです。 賞味期限までに必要なければ、今の自分には必要ないモノだと実感できるので手放しやすくなります。
「思い出のモノ」は専用BOXを作り、定量を決めて保管しましょう! BOXを作ることで定量を維持しやすくなり、BOXにまとめることで思い出のモノの居場所がすぐに分かります。
最後に「片付ける」という作業は「モノ」を通して「今の自分」と向き合い「人生を見つめなおす」ことです。 「捨てる」ということも「ただ捨てる」のではなく、「本当に使いたいモノのために捨てる」のではこれから家の中に入ってくるモノの意味も違ってきます。 片付けとは人生そのものなのです。 「もったいない」という意味をじっくりと考えながら、楽しみながらぜひ片付けしてみて下さい!
片付けられない歴30数年。「整理収納」と電撃的な出会いをし、子供の頃からの「捨てベタ」「しまいベタ」を克服。 この経験を元に、インブルームで整理収納事業を立ち上げ、個人宅や法人の整理収納サービスやセミナー、マンションの間取りの提案や監修をおこなっている。メディア出演多数。 【書籍】集英社:心も整う「捨てるルール」、「しまうルール」/小学館:増やす男と捨てない女の片付け術
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