TV・雑誌で人気の整理収納アドバイザー中山真由美さん率いるインブルームの小倉恵子さんが新大阪店に来店。初のトランクルーム見学でワクワク体験!
執筆者:インブルーム(株)小倉恵子
お片付けの仕事をしていると、収納スペースに困ってらっしゃるお客様から、貸倉庫や最近の「トランクルーム」についてご相談を受けることがあるので、業界内でも顧客満足度の高いのキュラーズ新大阪店へ見学させていただきました。
初めてトランクルームを訪問! どんな感じなのかな~?
私がよく目にする貸倉庫は、道路沿いにあるコンテナになっているタイプが多いですね。「プレハブ」なので収めたモノが温度や湿度で悪くなってしまわないのかな~。
モノの出し入れも昼間にしかできなさそうな「暗い」「こわい」というイメージがあります。
さて、こちらのキュラーズさんはどうかしら?
一見、オフィスビルにしか見えない、「ここがトランクルーム!?」という感じ。
1Fには、白を基調にオレンジ色が差し色になったきれいな受付があり、スタッフの方が笑顔で迎えてくれました。
キュラーズさんのほとんどの店舗には、駐車スペースがあるんですね。車で乗り入れできるのも便利だわ。軽い荷物だけじゃないですからね!
しかもすぐ建物に入っていけるので、雨の日でも行けるのが、なによりいいですね。
スタッフの方に案内してもらって、いざ店内に。セキュリティが厳重なんです!
店内に入るのに契約時に渡される「セキュリティカード」が必要です。出る時にもカードをかざさないと出られません。
さらにアルソックさんとも契約されているそうで、とにかく安心ですね。
店内はすべて、バリアフリー! 段差がない!! 入ってすぐに、台車を発見しました。誰でも使用していいそうです。うわ~、気が利いてる~。
女性だと、どうしても力がないのでモノを運ぶのも疲れるんですよね。
館内に入るにはまずカードキーで。
エレベーターもカードキーがないとだめみたい、しかも利用している階にしか行けないとのこと!
セキュリティはかなりしっかりしているもよう。
さてさて、館内のフロアに。エレベーターに乗り込みました。
エレベーターでもカードをかざすようになっていて、なんと!契約されているフロアにしか行けないとのこと!すごくセキュリティがしっかりしていますね。
だから、夜遅く来ても安心です。24時間いつでも利用ができるので、早朝にゴルフバッグを取りに来る人もいるそう。本当に便利ですね。
館内の仕様は、「モノ」にも「ヒト」にもいたれりつくせり!
エレベーターでフロアに到着すると、フロアの明かりが一斉に点灯しました。
人感センサーで、照明がつくようになっているんです。暗いコンテナと違って、とても明るい!
トランクルームの壁が、なぜかデコボコしてますが・・・
「モノを壁にピッタリ置いても空気が循環するように、あえて凸凹の壁にしています。」と、教えていただきました。
照明といい、空気の流れを考慮した壁といい、モノの保管においてのスペシャリストの会社ですね。
館内は白がベースになっていてとってもさわやか。
中の大きさは、様々ですが、扉の大きさはキレイに揃っていて、とてもスッキリしています。
BGMも流れていて、寂しい感じがまったくしませんし「怖い」「暗い」のイメージとはほど遠いです。
そういえば、館内に入っても空調が効いています。湿度は、一定に保たれているとの事。モノにとっての最適空間です!
どうしても捨てられないからと、ダンボールにしまいこんで、押入れや天井収納に収めたままだと、カビが生えたり、虫にやられたり、シミがついてしまったりするケースが多いのですが、ここなら安心ですね。
365日、温度や湿度が一定に保たれているって、ある意味、家の中に置いているよりいいですね。
屋内のトランクルームなら、炎天下でモノの出し入れをすることもないから、熱中症の心配もないし、モノにも人にも優しいですね。
さらに、気づきました!!! フロアがとてもきれいです。スタッフの方に尋ねると、スタッフの方が館内の巡回の際に掃除をしているそうです。
モノの出し入れの時に、どうしても床に置きますが、屋外型のコンテナとは違い、置いても「ホコリ」や「砂」がつかないのでいいですね。
片付けのプロからから見ても、きめ細やかなサービス!
申込みの時に、スタッフの方が相談にのってくれるようです。保管したいモノの量を伝えると、ぴったりのサイズを教えてくれるそう。
例えば、1畳タイプは必要と思っていても、棚を利用すれば「0.5畳」で収まりますよ~。
などのアドバイスをしてくれるそう。高さをうまく利用すれば、実は、モノって結構入ります。
これは、お家の収納スペースでも同じですのでみなさんに知って欲しいです(笑)
棚もレンタルできるようになっていて、ほんとに細やかなサービスですね。
収納スペースのサイズも小さなものから16畳という大きなサイズまで幅広く揃っています。
モノを整理していく中で、荷物に合わせてスペースのサイズ移動ができるのも良いですね。
どういう方が利用されているのですか?
「年代、使い方も様々なんですよ!」とのこと。
例えば「家の押入れがわりとして普段使いをしていたり、引越し時、入居日と退去日の間に家財道具を保管する方や、グループホームに入るのに施設に収まりきらない荷物を入れるなど、長期で利用している方もおられますね。」
そういえば、私の知り合いが、海外勤務になって、家はお貸しになっている方がトランクルームに預けてます。家賃と光熱費やメンテンスにかかる費用よりもトランクルーム代の方がお安いですし、温度や湿度の管理がきちんとされているので、安心ですしね。
「ネット通販など自宅を仕事場とするSOHOの方々も多く、商品の倉庫として利用されていることもありますよ。」とのこと。住み方や働き方が多種多様になっているんですね~。時代の変化を感じます。
お片付けのプロが預けたらいいと思う「モノ」!
お片付けのサービスにお伺いすると、「いつか使うかなあ~と思って」「いつか着るし・・・」などとおっしゃる方がほとんどです。
お片付けでは「いつか使うかも」などの未来形で考えるモノの所有方法はご法度です!
1年以上(多くの方は数年以上です)使わなかったら、「いつか」はきませんよ!!とお伝えしています。
ただ、すべての未来形のモノを所有していたらダメという訳ではありません。
たとえば、次のお子さんのために、ベビー用品や洋服、おもちゃを残されている場合や、趣味の道具(ゴルフやスキーや釣り具)、語学・資格の学習セット、手芸の用品や生地など、購入したけれど読んでいない本など。時間に余裕ができたら、また再開したいと思って残しているモノはOKだと思います。暮らしの目標になるものは、なかなか手放せない方が多いのです。
あと、子どもさんが小さい時の作品や読んでいた本、おもちゃなどが捨てられないという方も多いです。これらの思い出品を手放すと、二度と戻ってきませんからね。
どうしても家の収納スペースが足りない、手放すのが苦手という方には、「いつか必ず使いたいと思っているモノ」「残したいと決めたモノ」「処分するのに迷うモノ」を預けるのがお勧めですね。
これからは、大事なモノこそ、「預ける」というのがいいかも!
トランクルームには、捨てられないけれど、使わないモノを保管。というイメージを持っていましたけれど、今日の見学で、イメージを払拭しました!
キュラーズさんのトランクルームはモノを保管しておくのに最適な環境だということがわかりましたね。
家の中には、捨てられないけれど使わないモノを置いていると、その部屋がモノ置き部屋になってしまったり、結局、モノが痛んでしまったりすることがあります。それって、本当に「モノ」を、「暮らし」を大事にしていない結果のように、常々感じてたんです。
モノを手放さない結果が、生み出す「負のスパイラル」のような実態かな。
一度、手放せないモノを「預けてみる」ということをすると、月々にかかる費用も考えますし、モノに触れる機会になると思うんです。預けてからも、「手放した方がいいのかな~?」「大切よね!」とモノと対話することになって、モノも喜んでいると思います。
思い出があって、大切にとっておきたいモノこそ「預ける」がいいかもしれませんね。
まずは気軽に見に行ってみましょう!
私が訪れた日には平日でしたが、続々と見学の方が来られていました。スタッフの方が丁寧に案内してくださるので、事前に電話予約をしておいた方が待ち時間もなくていいかもしれません。
実際に見てみると、目からウロコなことが多くて、何よりも安心して利用できそうだし、使い方はいろいろあるな~と率直に思いました!!!
これからは、「もうひとつのお部屋」「もうひとつの収納スペース」という感覚で、トランクルームを上手に活用して、毎日の暮らしを快適にしていただきたいと思いますね。
インブルームのお客様にも、安心してご提案できそうです。今日は、見学させていただきありがとうございました。
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インブルーム株式会社 整理収納サービス事業部
小倉恵子(おぐらけいこ)
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整理収納アドバイザー1級/整理収納アドバイザー2級認定講師/インテリアコーディネーター/キッチンスペシャリスト/家電製品アドバイザー他
某電器メーカーにてシステムキッチンの商品企画や生活家電の対応などに従事。資格のひとつとして、取得した整理収納アドバイザー。
整理をすることによって、得られる効果の大きさ、必要なものだけ、お気に入りのものに囲まれて暮らす、すばらしさに魅了され、このすばらしさを多くの人にお伝えていきたいと、現在は、インブルーム関西スタッフとして活動中。