収納情報

自立を促す子供部屋の片付け術


【子供部屋 整理のポイント】

私たちお片付けコンシェルジュが伺うお宅では、お子様の管理能力に比べ、モノが多過ぎることがほとんど。
子供が自分で管理できるモノの量は大人に比べてずっとずっと少ないので、年齢や個々のタイプに合わせてモノの量を調整してあげることがポイントです。

~こんなモノありませんか?~

  • 何年も前の教科書やドリル
  • 必要かどうかわからない雑多なプリント
  • 遊ばなくなって久しいおもちゃ
  • ほこりをかぶったまま放置された作品
  • もらった時がテンションマックスの「おまけ」
  • 小さいころ読んでいた懐かしの絵本
  • 友達に借りたまま忘れていたゲームソフト

整理する基準はコレ
1.遊ばないおもちゃ・読まない絵本は、感謝を込めてサヨナラの儀式を
→「遊ばなくなった」、「読まなくなった」は成長の証。成長させてくれた「モノ」に感謝し、気持ちよくサヨナラしましょう。おまけは「好きじゃない」なら迷わず処分。
処分する場合、ごみ袋に入れる際に「遊んでくれてありがとう」と声をかける、手を合わせるなどご家庭なりの儀式でモノの大切さを学ばせて。

どうしても手放せない、大事にしたい思い出のモノは、トランクルームに預けるのもGOOD。下のお子様のために一時的に取っておきたいモノも、トランクルームを利用すればスッキリ過ごせますよ。

2.教科書・プリント類は保管期限を決めてチェック
  • 教科書:2年 → 見直すことを考慮。
  • ドリル:1年 → ただし、新学期を迎える前に苦手な問題は克服できるように!
  • テスト・学校通達プリント:学期ごと
    →テストはただ取っておいてもダメ。新学期前までに、間違えた問題・苦手な問題を克服し処分。「下の子のために取っておく」は不必要。都度配布されますので処分しても問題なし。

3.作品は専用のギャラリーを設けてしっかり鑑賞、随時処分
→お子様は自分の作品を親御さんに「見て」「褒めて」ほしいもの。ほこりがかぶるほどに存在を忘れられては可愛そう・・・。きちんとギャラリースペースを設けて、随時入れ替えてあげましょう。写真で残す場合は、作品だけでなく、お子様に持たせて撮ると成長記にもなって、後から見るのがさらに楽しく。

4.「借りたモノ」は、早急に返して!友人関係を円満に!
→散らかったお部屋では、借りたモノも自分のモノをごちゃごちゃになりがち。借りっぱなしでは、お子様の信頼度も下がってしまいます。社会性を養うためにも、借りたモノもきちんと管理させて。

【子供部屋 収納のポイント】

~子供部屋の基本~

ウチの子、保育園や学校ではきちんと片付けできるのに、お家じゃ全然できないの・・・」と嘆くママさん!それば、片付ける場所がちゃんと決まっていないから。まずは、モノの一つひとつに、収納する場所をしっかり決めてあげましょう。

~学習机~

学習机が「モノ置き」になっていませんか?
学習に集中させるには、デスクの上や、見えるところに極力余計なモノを置かないのがポイント。学習机は「勉強をするところ」ときちんと理解させるために、机周りの環境を整えましょう。

  • 教科書・ドリル・辞書はサッと取り出せるようにデスクの棚に
    …勉強にすぐに取り掛かれるように、勉強道具を最優先してデスクの棚に。まんがや勉強以外の本は学習の妨げになるので別の場所へ。
  • プリント類は種類毎にファイルを分けてラベルを貼って
    …お子様が自分で管理できるようになるのが目標。ファイルを使った管理が難しいようなら、A4の入るかごに「とにかく入れる」ところから始めましょう。

  • 持ち運べる「お勉強セット」も有効!
    …お子様がまだ小さいうちは、ママの姿の見えるリビングでお勉強する子も多いはず。リビングに置きっぱなしにならないように、かごを用意しお勉強に必要なモノを一つにまとめましょう。勉強が終わったら必ず元の場所に戻すことを躾けて。「リビング」は共用スペースであると理解させることが、社会性を学ぶ第一歩です。

  • 引出しは、入れるモノに合わせて仕切る
    …パッと見て何がどこにあるかわかるように仕切って収納する。学習机には仕切りが少ない場合が多いので、市販の100円ショップのかごなどを利用してみましょう。モノをお子様自身で管理させるには、えんぴつなどの文具は最小限に。たくさん持っているからといって、成績はあがりませんよ。大人が見て「少ない!」と思うくらいがちょうど良い量です。

  • 「大事なモノ」を入れる場所を作って、お子様のやる気アップ!
    …なかなか、片付けが身に付かない子は「片付けさせられている」と感じているのかも。主体性を持たせるために、まずは自分の好きなモノの収納場所を作ってあげると、モチベーションがあがるかも。

  • 「種類別」に引出しやかごで分類
    …お子様が自分で自分の身支度ができるようになるのを目標に!そのためにも、お子様にもわかるように、しっかり分類し、分類したモノが混ざらないようにしっかり仕切ってあげましょう。

  • 脱ぎっぱなし防止には「一時置きかご」を
    …パジャマやアウターなどは、ついベッドの上や、床に脱ぎっぱなしになりがち。一回着ただけでは洗わない衣類は専用のかごを用意。フタがないほうが、放り込むだけで良いので、お子様にもカンタンに出し入れできて身に付きやすい。


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