トランクルームの盗難対策と盗難リスクを防ぐトランクルームの選び方
トランクルームを利用する際、盗難のリスクは事前に考えておきたいポイントのひとつです。もちろん盗難のリスクはゼロではないので、トランクルームは慎重に選ぶ必要があります。大切な収納物を盗られないために、自分でできる対策をすることも大切です。
今回はトランクルームの盗難対策や、リスクを防ぐためのトランクルームの選び方をまとめました。これから荷物を保管したいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
盗難に遭いやすいトランクルームの特徴を3つ解説
盗難に遭いやすいトランクルームには共通点があります。代表的な3つの特徴を詳しく紹介しますので、トランクルーム選びの参考にしてください。
セキュリティ対策が不十分
盗難に遭いやすいトランクルームは、セキュリティ対策が不十分だと考えられます。たとえば監視カメラがなかったり、常駐スタッフがいなかったりする場合は、悪意を持った人に狙われやすいでしょう。
一般的には、警備会社の巡回や運営会社による清掃を実施しているトランクルームが多いですが、月に1回、3か月に1回など頻度が少ないケースもあります。セキュリティ対策の有無や頻度については、事前によくチェックしておきたいポイントです。
簡単に開錠できるつくり
時間をかけずに開錠できるような簡易的なトランクルームは、盗難に遭いやすいです。また、屋外型のトランクルームでは、ロックが1回のみのケースもあります。
一方、キュラーズのような屋内型の場合は、屋外型と比較するとロックの回数が多い傾向にあります。入館時とエレベーター搭乗時、トランクルーム入室時など、ロックが複数回にわたるため、その分開錠はしにくくなるでしょう。
このような点もクリアできれば、収納物を盗難されるリスクを低減しやすくなります。
周囲や建物が暗くて人通りが少ない
トランクルーム自体に問題がなかったとしても、周囲の環境や建物の設備が盗難を引き起こしやすくする要因となることも考えられます。
たとえば、トランクルームの周囲や建物自体の明かりが暗いと、人が侵入しても気づきにくくなり、盗難の標的にされやすくなります。また、周囲の人通りが少ない場所にあるトランクルームは、不審な行動をする者にとって狙いやすいといえるでしょう。
トランクルームを利用する際には、建物や周囲の状況も含めて総合的にチェックすることが重要です。
盗難対策を考慮したトランクルーム選びのポイント
トランクルーム選びの際に盗難対策を考慮するなら、以下のポイントを押さえましょう。キュラーズを例にあげながら、それぞれのチェックポイントを詳しく解説します。
施設そのものが明るい雰囲気
施設そのものが明るい雰囲気であることは、盗難を避けるために重要なポイントです。
逆に、暗くて出入りしづらいトランクルームは盗難のリスクが高まりやすいといえます。
キュラーズなら日中はスタッフが常駐しており、館内を巡回しています。不審物や不審者がいないか逐一チェックしているので、何かあったときもすぐ対応できる体制が整っています。
また、専用ビルの中は明るい雰囲気なので、夜間帯に収納物を出し入れするときにも安心してお越しいただけます。
入退室管理や監視カメラの有無
トランクルームを選ぶ際には、入退室管理や監視カメラの設置状況もチェックしましょう。
キュラーズでは、建物の入口でセキュリティカードをかざして入館します。また、不正な出入りを防ぐためにエレベーターはご利用階のみに止まるよう限定しており、利用スペースごとの施錠も行って安全性を確保しています。
さらに、全館をセキュリティカメラで24時間監視しているため、緊急事態が発生した場合には迅速に対応できる体制が整っています。
鍵のタイプ
トランクルームにはさまざまな鍵のタイプがあります。シリンダー型の鍵だと、複製やピッキングのリスクがあります。また、解約時にシリンダー錠を取り替えていないケースもあるので、必ずしも安全ではありません。
キュラーズでは、建物の入館時にセキュリティカードを使用しています。また、お客様ごとに独自の強固な南京錠を用意しているので、他の利用者と同じ鍵をお渡しすることはありません。鍵のタイプや扱いは運営会社によって異なるため、契約前に確認しておくことをおすすめします。
警備会社との連携
警備会社との連携も、セキュリティ対策を考慮するうえでは重要なポイントです。キュラーズは、ALSOK(総合警備保障)と提携しており、全国に約2,300か所以上の待機所を持っています。24時間365日、何かあった際にはすぐに対応可能です。緊急時は警備隊員が現場に駆けつけるため、安心してご利用いただけることもキュラーズの強みです。
保険の加入
さまざまな状況を考慮して念のためにチェックしておきたいのが保険加入の有無です。
キュラーズでは、大切なモノを安心して保管いただけるよう、万が一の事態に備えて盗難保険と火災保険に加入しています。加入料は一切かからず、キュラーズが負担いたします。トランクルームを探す際には、こうした保険の加入についてもチェックしてみてください。
トランクルームの盗難被害を防ぐためにできること
トランクルームの盗難被害を防ぐためには、個人でできることが色々あります。どれも簡単にできることなので、荷物を保管する際はぜひ意識してみてください。
高額なモノを保管しない
繰り返しになりますが、トランクルームの荷物が盗まれるリスクを完全にゼロにすることはできません。そのため、高額なモノやなくなったら困るような品物はトランクルームに保管するのを避けましょう。
高価なブランド品やカメラ、貴金属、時計などの保管は特に注意が必要です。言わずもがな、現金をトランクルームに保管するのも推奨できません。
個人情報の含まれるモノは保管しない
トランクルームの盗難被害を防ぐためには、個人情報が含まれるモノの保管も控えるべきです。たとえば、クレジットカードやプリペイドカード、運転免許証、健康保険証などが該当します。
こうしたモノは、個人情報を入手した第三者が「なりすまし」のために悪用するおそれがあります。盗難だけでなく詐欺など、他のリスクにもつながる危険性があるので、トランクルームに保管するのは避けましょう。
定期的にトランクルーム内を整理する
トランクルームに高価なモノや個人情報の含まれるモノがなかったとしても、定期的にトランクルーム内を整理しましょう。
荷物が増えるにつれて、トランクルームに何を保管しているのか全体を把握することが難しくなります。把握できていないと、万が一紛失しても気づかない可能性があります。定期的に整理することで不要なモノを発見し、スペースを最適化することもできるでしょう。
また、収納物の中には、盗難されたら大きな損失となるモノが含まれているかもしれません。たとえば、思い出の詰まったアルバムや手作りの作品といった唯一無二のモノは、万が一盗まれても買いなおすことはできません。
そのため、トランクルーム内は定期的に整理し、トラブル発生時の損失を最小限に抑えられるように努めましょう。
まとめ
トランクルームを選ぶ際には、リスクも勘案して施設の環境や提供しているサービスなどを含めて総合的に判断するべきです。トランクルームそのものだけでなく、ビルの設備や周囲の環境もあらかじめチェックしましょう。
キュラーズは屋内型トランクルームのパイオニアとして培ってきた歴史と経験があり、さまざまなセキュリティ対策を実施しています。監視カメラの設置はもちろん、利用者ごとの南京錠配布やALSOKとの連携など、安心してご利用いただける環境をご用意しています。
トランクルームを比較検討する際は、こうしたセキュリティの観点も必ずチェックしましょう。ぜひ、キュラーズも選択肢のひとつとして検討してみてください。
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