納戸収納をすっきりさせる3つのコツ|収納に適したものやおすすめのアイテムを紹介
たくさんのものを収納するのに便利な納戸。「つい何でも収納してしまいがち。最適な収納方法をよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、納戸収納をすっきりさせるためのコツを解説し、収納に適したものやおすすめのアイテムをあわせて紹介します。
納戸を最大限有効活用したいと考えている方は、参考にしてみてください。
納戸とは
納戸(なんど)とは、建築基準法で居室と認められないスペースを指します。建築基準法において居室と認められるには、採光や通風などの面で一定の条件を満たさなければなりません。
納戸は窓やコンセントがないことも多く、直射日光が当たりにくいです。その特徴を活かして、クローゼット代わりや荷物置場としてよく使われる傾向にあります。
納戸の収納をすっきりさせる3つのコツ
納戸の収納をすっきりさせるためには、無造作に収納せず、取り出すフェーズのことを考えるのが大きなポイントです。以下で3つのコツを解説していきます。
1:必要なものと不要なものをわける
やみくもに収納するのではなく、本当に必要かどうかを考えて、必要と判断したものだけを収納しましょう。収納する前に一度立ち止まることで、納戸に余計なものを収納してしまうのを防ぐことができます。
また、収納しっぱなしにせず、定期的に中のものを見直して整理するのも重要です。「いつか使うかも」と考えているものは、そのまま使わないで不要になるケースも多いので、思い切って捨ててみてください。
2:使用頻度を考えて置き場を決める
取り出すときの手間を考慮して、頻繁に使うものは納戸の手前に配置し、オフシーズンの服や年に一度しか使わないシーズン用品は、奥に入れるのがおすすめです。
使用頻度で配置を分けておけば、ものが見つからないときに使用頻度からおおよその位置を検討でき、探しやすくなることもメリットの一つです。
3:取り出すときの動線を考える
ものを詰め込みすぎると通れる隙間がなくなるので、取り出す際の動線はしっかり確保しましょう。足の踏み場がない状態になってしまうと、ものが崩れた際に危険です。
また、日ごろから動線を考えて確保しておけば、むやみにものがあふれる状況を回避できます。
納戸の収納に適したもの
納戸を効率的に活用するために、納戸の収納に適しているものを収納しましょう。使用頻度が高いものやこまごましたものよりは、シーズン用品や幅を取るものなどが適しています。8点紹介しますので、参考にしてみてください。
オフシーズンの服
オフシーズンで活躍の場がない服は、まとめて納戸に収納するのがおすすめです。夏には冬服を置いておき、冬になったら夏服と交代するといった形で納戸を活用しましょう。
場所を取るもの
ゴルフクラブや釣り道具など、リビングや寝室に置くと場所を取ってしまうものも適しています。大きめのものを納戸に収納することで、居室スペースがすっきりします。
生活感が出やすいもの
例えば、ほうきやモップなどの掃除道具は頻繁に使用するものの、生活感が出やすくなるため、使用しない時は納戸に収納しておくと自宅の見栄えが良くなるでしょう。
シーズン用品
クリスマスツリーやお雛様など、年間で限られた期間しか使用しないシーズン用品も納戸収納にうってつけです。使用頻度が少ないことを考慮して、奥にしまうのがおすすめです。
ストックしている消耗品
トイレットペーパー、ティッシュ、シャンプーやリンスなど、まとめ買いしている消耗品の置き場に困っている場合は納戸を活用しましょう。消耗品エリアとして、まとめて置いておけば取り出しもスムーズです。
日頃使わないけれど必要なもの
防災用品や書類など、日頃使用しないものの、いざという時のために必要なものは納戸で保管するといいでしょう。何かあればすぐに取り出せるように、比較的目につきやすい位置に置いておくのがおすすめです。
本や漫画
本や漫画をたくさん持っていて、本棚での管理に限界を感じている場合は、納戸に入れれば居室スぺースがすっきりします。床に直接置くと傷んでしまう可能性があるので、簡易的な収納ケースなどに入れて保管しましょう。
シーズン家電
扇風機、電気ストーブ、加湿器、除湿器などの季節家電も納戸収納に適しています。上述のシーズン用品と同様に、シーズンが終わったら納戸の奥に収納するのがおすすめです。
納戸の収納におすすめのアイテム
納戸は棚などがあらかじめ設置されていることも多いですが、収納アイテムを使用することでより効率的に納戸を活用することができます。以下でおすすめのアイテムを3点紹介します。
スチールラック
シンプルな見た目で使いやすく、高さを活かした収納が可能になります。強度が高く、オープン構造で視認性が高い点が便利です。重いものを収納したり、頻繁に使うものを置いたりするのに適しています。棚が設置されておらず、納戸の空間を上手く活用できない場合に大活躍するでしょう。
キャスター付き収納
重いものを収納する際は、キャスター付き収納に載せれば移動に困りません。手軽に移動できるため、掃除がしやすい点もメリットの一つです。移動のしやすさを考慮して、キャスター付き収納は手前に設置するようにしましょう。
ハンガーラック
ハンガーラックは、オフシーズンの衣類を納戸に収納したい場合などに重宝します。また、ものをかけておけるので、取り出しやすいうえに何がどこにあるかわかりやすいです。さらに通気性が良く、衣類を新鮮な状態に保てる点も魅力といえます。
まとめ
今回は納戸収納のコツや、納戸収納に適したものを紹介しました。納戸の正しい活用方法を確認したことで、すっきり収納させるイメージが湧いたのではないでしょうか。
ただし、納戸のスペースは限りがあるので、使用頻度が高いものは取り出しやすく整理して置いておくなど随時工夫しましょう。
もしも使用頻度が低いものであふれてしまっている場合は、キュラーズのトランクルームに保管するのがおすすめです。キュラーズのトランクルームは、屋内型で空調完備のため、優れた保管環境が整っています。また、365日・24時間いつでも出し入れ可能なので、利便性が高い点も魅力です。
使用頻度の高いものはなるべく自宅に収納し、使用頻度の低いものはトランクルームに保管することで、納戸をより効率的に活用できるようになるでしょう。