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整理収納アドバイザー/お部屋と心のカウンセラー 中山真由美(なかやままゆみ)
日本テレビの「深イイ話」やNHK「あさイチ」にも出演した、今注目の整理収納アドバイザー。その他テレビ・雑誌にも多数取り上げられ、収納セミナーの講師やマンションの間取り提案・監修までもを行う収納のプロ。整理収納のプロ 中山真由美の片付け・整理・収納特集
とにかく詰め込みがちなこのスペースは、一度思い切って全部出して確認してみましょう。意外に不要なモノがゴロゴロ出てきたり、逆に大事なモノも再発見できたりするかも。 長年日の目を見ていない不要なモノは、潔く処分。大事なモノは、湿気や虫に注意し大切に保管し直しましょう。 押入れはそのお宅や季節によっては、温度・湿度がかなり上がりやすい場所。たまに使う来客用・シーズンオフの布団や、思い出のモノはトランクルームに預けるほうが実は安心。 ただしトランクルームと一言で言っても千差万別。湿気が多くカビ臭い所もあるのでご注意を。空調がしっかり整い、管理もきちんとしているトランクルームを選びましょう。「もう一つの押入れ」として、気軽に活用してみて。 ~こんなモノありませんか?~
布団は湿気の少ない上段がベスト。スペースにゆとりがあれば、圧縮しないほうが使いやすいですが、なければ圧縮しても。ただし、羽毛布団は圧縮すると羽が傷んだり、軸部分が折れたりするのでNG。 たまにしか使わない来客用や、シーズンオフの布団や毛布なら、ムリして圧縮せずにトランクルームに預けるのも賢い選択。スペースに余裕が出来るので、普段使いの細々したモノや出しっ放しのモノなど、どんどん収納出来てお部屋もスッキリ。
圧縮した布団はデッドスペースに立てて収納すると空間を有効活用できる。立てた場合は突っ張り棒などで、抑えてあげると、倒れてこないのでGOOD。
押入れ用の収納グッズで便利なのが、こちらの専用棚。2個セットで1500円~程度で手に入る。ホームセンターやインターネットで購入可能。2段重ねれば、押入れ奥の収納に、手前と奥に水平に並べれば、上に布団も置ける。
~衣類収納バージョン~
上段に突っ張り棒を設置し、衣類を掛けて収納。突っ張り棒の耐荷重を確認するのをお忘れなく。掛け過ぎるとポールが落下して大変なことになるので注意しましょう。 どうしても、ギュウギュウになってしまうようなら、冬用のダウンジャケットやコートなど嵩張るシーズンオフのアウターや、フォーマルの衣類などをトランクルームに預けるのも手。ゆとりが出来て、毎日もの洋服選びもスイスイ快適に。
下段には、衣装ケースを設置し、たたむ衣類を。 引出しを上段に置いている方もいらっしゃいますが、中が見づらく、死蔵品が増えてしまう可能性大。
今朝脱いだパジャマはどこに置きましたか?意外に場所が決まっておらず、ベッドやいす、床にポイッとする方も多いようです。一度着ただけでは洗濯しないパジャマやニットなどは、「一時置き」用のかごを用意すると便利ですよ。
~子育て真っただ中バージョン~
上段には、突っ張り棒を設置し、お子様の羽織る上着を。 丈が短いので、掛けた衣類の下を上手に活用するのがポイント。 オムツ替えセット、お出掛けセットなどはサッと取り出せるように上段の手前にグループにして収納するとGOOD。お子様のお昼寝布団もここに。枕棚には節句のお飾りや、季節のイベントグッズ、思い出の品など使用頻度の低いモノを。
下段はお子様のおもちゃの収納に。スペースを開けてプレイマットを敷けば立派な遊び場にもなります。秘密基地みたいでお子様も喜ぶはず。「でもこんなにスペースが取れない!」という方でも思い出のモノやお下がりグッズなど使用頻度の低いモノをトランクルームに預けてスペースを作ってみましょう。遊んで多少散らかっても、襖を閉めればスッキリなので、ママも安心。毎日の「片付けなさい!」から解放されるかも。
片付けられない歴30数年。「整理収納」と電撃的な出会いをし、子供の頃からの「捨てベタ」「しまいベタ」を克服。 この経験を元に、インブルームで整理収納事業を立ち上げ、個人宅や法人の整理収納サービスやセミナー、マンションの間取りの提案や監修をおこなっている。メディア出演多数。 【書籍】集英社:心も整う「捨てるルール」、「しまうルール」/小学館:増やす男と捨てない女の片付け術
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